グッド・ウィル・ハンティング ★★★★

グッド・ウィル・ハンティング [DVD]

グッド・ウィル・ハンティング [DVD]

原題:Good Will Hunting (1997)
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモンロビン・ウィリアムスベン・アフレック


MITで清掃の仕事をしているウィル(マット・デイモン)は、教師に天才的な才能を見出される。その一方でウィルは仲間とともに喧嘩や公務執行妨害で逮捕されるような生活を送っている。喧嘩をして逮捕されたウィルは、数学の教育を受けることと、カウンセリングを受けることを条件に保釈されるが・・・。


マット・デイモンはかっこいいな。天才の部分と、自分の殻に閉じこもり、傷つくのを恐れているが、次第にロビン・ウィリアムスに心を開いていく、という役を巧く演じているのではないだろうか。ものすごく美しい筋肉だし、いいところばっかりでムカつくくらいだ。しかし、面白いもので妻に言わせるとマット・デイモンジミー大西顔であり、ちっともかっこよくないのだそうだ。女の人が自分の友達をかわいいというので写真を見せてもらうと・・・というのと同じなのだろうか?もちろんマット・デイモンは友達ではないのだが。
相手役の女性が少々役不足のような気がする。美的感覚の問題なのだろうか?字幕によると、彼女は頭がよくて美人でということらしいが、美人でというのは少々疑問。これについては妻の意見も同じなので間違いないだろう。

ウィルの親友チャックの役でベン・アフレックが出演している。何でこんなところにジャック・ライアンがという気がするが、そんなことはどうでもよく、もう一人の親友の役でケイシー・アフレックも出演しているが、ベン・アフレックの弟だったんだな。どっかで観たと思ったら、誘う女に出演していた。

最後にロビン・ウィリアムスだが、本当にこの人が出演しているだけで映画が引き締まる。最初はなかなか登場せずに、待たせておいて、登場したと思ったら大丈夫なのか?という風体で登場する。しかし、ウィルと話していて自分の妻の話になり、怒ってウィルにつかみかかるシーンで完全にこの映画はロビン・ウィリアムス持っていかれている。主役はマット・デイモンなのだがロビン・ウィリアムスの前ではさすがに役不足か。ロビン・ウィリアムスは、この作品で第70回アカデミー賞助演男優賞を受賞している。

良い映画だった。