ストーカー ★★☆☆

ストーカー 特別編 [DVD]

ストーカー 特別編 [DVD]

原題:One Hour Photo (2002)
監督:マーク・ロマネク
出演:ロビン・ウィリアムスコニー・ニールセン


大型スーパーの写真現像カウンターに勤務しているサイ(ロビン・ウィリアムス)は写真現像のプロ。しかし、友人など親しい人はいなくて、一人で生活している。そんなサイは、カウンターに写真の現像をしにやってくるニーナ(コニー・ニールセン)の家族に憧れている。ニーナが現像をしに来ると、自分用にもう一枚焼き増しし、部屋の壁はニーナの家族の写真が壁一面に貼られている。その写真を見ていると幸せな気持ちになるサイだったが・・・。


結構期待してみたのだが、肩透かしにあった。

この映画は、ロビン・ウィリアムスが出演しているからまだ許せるが、そうではなく三流俳優が演じていたら、怒ったかもしれない。正直面白くなかった。ロビン・ウィリアムスはやはり、演技が巧いのでストーカーを演じていても、ただムカつくとか、許せないとかではなく、哀愁が漂うと言うと言いすぎだが、でもそんな感じ。まあ、許せる。しかし、見所はそれだけなのか?

ほんのちょっとの思い込みや憧れなどが、このようにちょっと行き過ぎた行動をとってしまう事というのは、誰にでも起こりうることだと思う。そう考えると怖いな。自分は意識していないのに人を傷つけていたり、恨みをかってしまう事というのは、ありえることだから、気をつけないといけないな。

映画についてはこれ以上、語ることは見つからない。

ニーナを演じていたコニー・ニールセンをどこかで観たと思っていたら、グラディエーターid:h_machi:20030210)だった。ホアキン・フェニックスのお姉さんの役だった。そうそう。