コラテラル ★★★

原題:Collateral (2004)
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズジェイミー・フォックス


タクシー運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)が乗せたヴィンセント(トム・クルーズ)は、これから五人と契約を行うのでハイヤーのように回ってくれれば600ドル出すといわれる。前金で300ドルを受け取り、一件目に向う。ヴィンセントが契約するのを路地裏で待っていたが、車の屋根に落ちてきたのは、死体だった・・・。


トム・クルーズが初の悪役を演じるっていうことだったんで観てみたが・・・。普通。やはりトム・クルーズは善人かヒーローじゃないと似合わないな。本人は嫌かもしれないが。この役も悪くはないのだが、どこか無理をしているように映ってしまう。

マックス役のジェイミー・フォックスも特にどうということもなかった(ファンの方には申し訳ないが)
検事の女性を降ろして乗せた客がトムク・ルーズで五人目の標的が○○というのは、やりすぎというか、それはおかしいだろう。一日に五人なんだから考えるべきなのは効率だろう。そう考えると効率悪すぎ、トムはマヌケすぎ。


仮にこのような事件が日本で実際に起きたとしたら、どうなるだろう。平和ボケしている日本人は、片っ端から殺されてしまうに違いない。警察や機動隊はこういう事件に対応する訓練を行っているのだろうか。心配だ。
こういうカタ達が平然と暮らしている国にはなってほしくないものだな。
それはともかく、可もなく、不可もなく、面白くもなく、つまらなくもない映画だった。