暴走機関車 ★★★☆

暴走機関車 [DVD]

暴走機関車 [DVD]

原題:Runaway Train (1985)
監督:アンドレイ・コンチャロフスキー
出演:ジョン・ヴォイトエリック・ロバーツ


仲間から英雄扱いされている囚人マニー(ジョン・ヴォイト)は刑務所から脱獄を行う。マニーを目の敵にしている刑務所長のランキンは追跡を開始する。マニーは機関車に乗り込むが、出発すると同時に機関士が病気で機関車から落ちてしまう。機関士のいない機関車は暴走を始め、その機関車にマニーが乗っていることを知ったランキンはヘリコプターで機関車に向かうが・・・。


前回見たのは20年位前で、面白かった印象があったので観直してみたのだが、あんまりという感じだった。
全編を通して、迫力と緊張感はずっと漂っているが、イマイチ何を伝えたいのかがわからなかった。両方が互いに憎みあっていて、殺したいと思っているのはわかるし、他の囚人の手前、マニーに好きにさせておくわけにはいかないという事はわかるが、普通ここまでやるか?
ランキンは独裁者のように振舞っていて、自分に危害を加える所長を許せるわけはないから、ラストはああならざるを得ないと思うが、それにしてもねぇ。


考え方や感じ方が20年前と変わったんだと思うが、私はこの作品を観て、何故面白いと思ったのだろうか?