(塗装)


やっと、実物に塗装を行う日がやってきた。何色から塗ろうかと考えて0.2秒で答えを出した。広い面に吹く方が試しやすいが、失敗するとダメージが大きいので、塗る箇所が少ない赤に決定した。(モノアイの周りとか、スカートの内側とかね)色を準備して吹き始めると、何かいい感じだ。綺麗に塗装がのっていく。結構アッという間に塗り終わってしまった。よし。このまま次の色にいこう。


次は黒だな。その前に掃除をして(うがいも順調だ)、色を準備した。吹き始めるが、なんか塗料があまり出ない。エアの調整をしても何か全然駄目だ。アレ?おかしいな(おかしいことばかりだ)しかし、何かの間違いに違いない。無視して続けるが駄目だ。エア缶を別のものにしたが変わらない。しばらくすると、今度はクモの糸のようなものが出だした。
何か異常なことが起こっている。どうしてしまったのだ。色は塗れないわけじゃないが、クモの糸が塗装した表面についたりするようになってしまったので、いったん止めた。
で、何故かわからないが、うがいをさせた。すると、クモの糸はなくなって、赤の時と同じように塗ることが出来るようになった。理由は良くわからないが、うまくいけばいい。こうなってしまえば、後は大変な話ではない。ドンドン塗っていく。


無事に吹き終わったが、解決しなければならない問題が残った。2点。

  • クモの糸は一体なんだ?
  • 塗装に失敗したパーツをどうするか

クモの糸は一体なんだ?


自分で考えていても理由はわからないので、WEBで調べてみると、どうやら塗料が多い(濃い)と起こる現象のようだ。何故、塗料が多いとクモの糸になるのかわからないが、まあ、そういう理由なんだろう。


希釈は1:1で行っていた。赤もそうだし、黒も同じ。何故、同じなのに片方は普通で、片方はクモの糸なのか。もう、今となっては記憶が定かではないのだが、多分塗料をエアブラシのカップに入れてから、少し時間が経っていたのではないかと思う。で、濃いのが下に溜まってしまってしまったのだろう。うがいをしたら、平気になったという事からも想像ができる。カップに入れた後に、時間が経ってしまったら、うがいをすることにしよう。それで回避できるはずだ。


そうそう、思い出した。以前、簡易エアブラシでも一度だけ、クモの糸を作り出したことがある。塗料にフラットベースを入れて吹いたのだが、初めてだったので(フラットベースを塗料に入れたのが)、そのせいなのだと思いこんでいた。良く考えればそんなはずはないのだが、仕方ない。多分塗料が濃かったのだろう。今更だが。


実際のところ塗装するにあたって、どのくらいの希釈にすればよいのだろう、WEBなどで見ても、2〜4倍などと、範囲が広すぎて良くわからない。自分で色々と試行錯誤して、適切な数字を決めるしかないのだろうな。そばに入れる水の量みたいだ。


長くなったので、次回に続く。