作業のスピード


毎日プラモに関するblogやwebなどを見ているわけですが、凄まじいスピードで作業をする人がいますよね。昨日まで表面処理をしていたはずなのに、次の日にはサーフェイサーが完了し、その次の日には塗装自体が終わっているような人が。いったいどうやったらこんなに早く作業が出来るんでしょうか。不思議でなりません。


理由を考えてみます。

学生だから時間は売るほどあるぜ。そのすべてを注ぎ込んでいるんだから、速いのは当然。

うらやましい限りです。若者の最大の武器は、時間がたくさんあることなんじゃないかと私は思っています。その武器を好きなだけ使われてしまったら、スピードで太刀打ちできるはずがありません。
自分が学生だった時は、時間を持て余していたような記憶がありますが、その時に今のようにプラモ好きだったら・・・とか考えてしまいます。

社会人だけど時間が売るほどあるぜ

これもうらやましい。一番望ましいのは、残業がなく、拘束歯間が短く、給料が高くて、身体が疲れない。こんな仕事があれば、やはりプラモをたくさん作れるでしょう。
だけどそんなにおいしい仕事がいくつもあるとは思えない。ああ、でも公務員の方はこういう感じなんでしょうか。良く知りませんが、そうならうらやましい。

無職だから・・・

これは、うらやましくない。無職で時間があっても困ります。

定年退職したから売るほど時間があるぜ

これも少しうらやましい。が、このご時世で定年後に再就職せずに年金だけで悠々自適に暮らしていける人はまれでしょう。
体力もなくなるはずだし、目も悪くなるし、頭の回転も鈍くなる。なので、時間があったとしてもうらやましいのは少しかな。

時間はないがスピードが速いかも

そうは言っても、物には限度と言うものがありますからね・・・。どれだけ集中力を高めても、やはり限界があると思うし。
スピードが速いというよりも、無駄がないという事なのかもしれません。

例えば、表面処理をしてサーフェイサーを吹き、傷をチェックしヤスリやパテを使用して傷を消し、サーフェイサーを・・・を、私は1つ対処するのに、たいてい2周(多ければそれ以上)くらいしないとキレイに出来ないが、速い人はそういう対処が1回で出来るとか。対処が1周分(サーフェイサー吹いてチェックしてヤスリ)少なくなるだけで、私の場合は数日速くなる気がする。現実的には1周分少なくするのは難しいと思うが・・・。

塗装を速くする方法なんてないですよね。色を変えて塗装する時の、掃除が速いとか?あまり変わらない気がするけどな。



基本的には、時間をかけるか、無駄をなくすという方法(無駄をなくすというのも、限度がありますが)じゃない限り速く作れないというのが結論でしょうか。


他の人が、毎日どれくらいの時間作業をしていて、どのくらい進んでいるのか、職業はなんなのか、結婚しているのか、睡眠時間はどれ位なのか、年齢はどれ位かなど統計を取ってみたいところです。
あるいは、プラモを作る人全員がblogやwebで報告しなければならないという、法律でも出来ると面白いと思いますが、いかがでしょう。