工作(4) 足首


今回は足首の延長を行います。キットのままだと、踝(くるぶし)の内側部分が外装に干渉してしまい、足を開き気味にして立つことが出来ません。なので足首を延長することにより、それを回避する作戦です。
他のサイトの制作記をみると、踝の部分を削っているケースもありますね。私はやりませんが、延長が面倒という方には良いんじゃないでしょうか。


これも、それほど大変ではない。首を延長したときと、方法は同じ。切断してプラ板を接着すればいいだけ。今回もガッチリと接着出来ているので、真鍮線は通していません。
結局1.2mmのプラ板を3枚挟んだので3.6mm延長した事になります。

伸ばしたことにより可動域は増えましたが、見た目がイマイチとなってしまいました。ポリキャップの受け口が見えるようになってしまいましたので、隠します。
プラ板を細切れにして貼り付けて、取りあえず終了。


続いて足の方に進みます。ああ、足といっても太股の方ではなく、足の甲とかがある下の方ね(この部分は何と呼ぶのだ?)
仮組の状態を見ると、なんかデカイ感じがするのと、甲が高くてなんか変な感じ。よく百式の完成品を見ると、他の機体の足と交換しているのを見かけるが、非常に良く気持ちが分かる。どうみてもバランスが悪い(と思う)すでに他の機体を持っているのであれば、使っても良いと思うが、足を取るためにキットを買ってくるというのはちょっと・・・。
なので、削りこみ曲線を排除することにより、引き締まった感じにして、少しでも小さく見えるようにしてみます。

本当は真ん中で切断して幅詰めをするのが良いんですけどね・・・足の甲側(上から見た方)は何とかなると思いますが、足の裏は切断してしまうとデザインがメチャクチャになってしまいそうなので、今回は幅詰めはやめておきます。


それにしても、このキットは何故こんなにRが多いんだろう(そういうデザインだからだ)足なんてほとんどすべてのパーツがRを持っている。
なので結構ヤスリをかけるのが大変だ。240→400→600→1000の順にヤスリをかけて、出来るだけカクカクにする。手間は非常にかかるが、ヤスリの前と後では見た目が結構違う(と思う)ので、地味ではあるが地道に作業することにより少しでもカッコ良くしたいところです。


ちょっとだけプラ板を貼り付け、スジボリを追加し、足は終了。