ウエスト・サイド物語 ★★☆☆

ウエスト・サイド物語 [DVD]

ウエスト・サイド物語 [DVD]

原題:West Side Story (1961)
監督:ロバート・ワイズ
出演:リチャード・ベイマー、ナタリー・ウッド


ジェット団とシャーク団は、なにかと争いごとを起こしていた。ジェット団はダンスパーティのときにシャーク団に決闘を申し込みに行くが、シャーク団のボスの妹マリア(ナタリー・ウッド)と、ジェット団のボスの親友トニー(リチャード・ベイマー)は一目見て愛し合うようになる。トニーは決闘を止めに行くが・・・。


正直、どこが良いのか私にはわからなかった。

映画が始まってすぐ、二つのグループがあって、それがジェット団とシャーク団という名前だということがわかった時に、まずガクっときた。ジェット団・シャーク団、団っていったいなんだよ。見ていて恥ずかしくなってきた。もうちょっとなんかなかったのかね。

言いたい事はわかる。人種が違うとかで争ったりするのはつまらないことだと。それはOKなんだけど、なんかちょっとダサくないですかね、この映画。ストーリーも少々陳腐だし、現代版ロミオとジュリエットだとか言われているようだが、はあ、そうですか、(最近続いてるな)という感じだ。

一点だけ、ダンスは良い。これは文句ありません。カッコよかったと思う。最初のダンスパーティのシーンでジェット団とシャーク団が交互にダンスするシーンがあるが、あれは盛り上がった。この映画の中でわたしが唯一好きなシーンだ。
この映画が好きだという人には申し訳ないが、私はあのシーン以外目を惹かれるようなシーンはなかった。

この作品は、第34回アカデミー賞で作品賞を受賞している。不思議だ・・・。