白と黒のナイフ ★★★☆☆

原題:Jagged Edge (1985)
監督:リチャード・マーカンド
出演:グレン・クローズジェフ・ブリッジス


弁護士のテディ(グレン・クローズ)は、自分の妻(富豪の娘)を遺産目当てで殺した容疑で起訴されているフォレスタージェフ・ブリッジス)の弁護をすることになる。事件を調査するうちに二人は親密になり、裁判も無実を勝ち取るが・・・。


多分、最後に観たのは二十年位前だったと思う。昔観た時は、なんて面白い映画なんだ、と思ったんだが(だからこうして今回観ようと思ったわけだ)歳月が経ってから観て、どう思ったかというと、そこそこ楽しめる作品か、といった感じ。あの時、何故面白いと思ったかというと、犯人を知らされて、ビックリしたんだよ(ウブだったのだ)
今だと、こうなんじゃないの?とか、本当はお前が犯人のくせにとか、思ってしまうので、この作品を今始めて観たとしたら、それほど面白いとは思わないだろう。犯人も想像できるしね。

昔観た映画を観て、懐かしいとは思わないが、昔この映画を観て面白いと思っていた自分が非常に可愛く思えた。


今回観て思ったのは、この犯人は、なんてひどい奴なんだろうということ。詳しくは書かないが、観ていて頭にきた。当たりまえのように嘘をつき、のうのうと暮らしている人間がいるのかと思うと腹が立つ。


保存版にするか迷ったが、可愛かった自分の記念に残しておくことにした。