骸骨乗組員

スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)

スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)


ちょっと前から読み始めている。基本的に私は短編というのがあまり好きではないので、最初の何遍かはザッと読む程度にして、メインディッシュの「霧」をいただく事にする。

そもそも、何故この小説を読み始めたのかと言うと、映画「ミスト」のせい(おかげ?)だ。聞くところによると、この映画は賛否両論のようだ。内容を知らないし、人によって受け取り方は様々だろう。他の人がつまらないと思っても、私は面白いと思うかもしれないし、その逆かもしれない。
が、賛否の否を主張している人も、それは映画に対しての話で、小説に対してではない。キングの作品を映画にすることを、私は非常に難しいと思っているのだが、無謀にもチャレンジする人が後を絶たない。無駄な努力なのに・・・。


ということで、まずは映画ではなく原作を読むことにした。その後で、映画を観て酷評することにします。


まだ、半分くらいしか読んでいないが、ここまでのところは非常に面白い。私は本当に、この人の作品を読み始めると、スッと物語の世界に入り込むことが出来る。読まされている感じがしないというのかな、読んでいて気持ちがいいんですね。
本を読んでいて、こういう気分にさせてくれる作家はキングの他にはいない。


続きがどうなるか非常に楽しみです。