像


先日、山梨の方に日帰りのバスツアーに行ってきた。
細かいことはおいといて、ある酒蔵に行ったわけです。(夏子の酒を勝手にイメージしていたので、この設備を見せられてもな・・・という感じだったのだが)ああ、酒蔵自体はどうでもいいんです。

酒蔵のある敷地内に、ギネスブックに認定されている太鼓がありました。太鼓の直径は5メートル位。それはそれはデカイ太鼓でした。酒蔵が期待はずれだったので、太鼓を撮影しようと近づくと、太鼓の左側に何かものすごい表情をした馬に乗っている、これまたすごい表情をした大男がいました。
アレッ?これはもしかして・・・イヤイヤそんなはずが・・・・・・。なぜこんなところに・・・・・・。





その馬と男というのは、黒王号に乗ったラオウだったのです。ラオウということはわかりましたが、何故こんなところに・・・。
が、そんなことはどうでもいいんです。ラオウだし、黒王号なんです。しかも、そっくりなんです。マンガから出てきたかのようなんです。カラーなんです、おそらく等身大なんです、立つと2メートル位ありそうなんです。しかもカッコいいんです。

幸い周りに人がいなかったので、ゆっくり眺めて、ゆっくり撮影する事が出来ました。これを見れただけでもバスツアーに参加した意味がありました。


旅行会社はバカだね。ツアーの見所にラオウの事を書いていないんだから。私が参加したツアーは、子供が主役のもの。バスツアーで子供が主役ということは、親が必ず付き添うわけで、親も喜ばせなくてはということで、リニア見学館、酒蔵に行くわけだが両方ともパッとしない。
そう、今回のバスツアーで純粋に私が楽しめたのは(子供の親としてじゃなくてね)、ラオウの像だけだ。なのに、見所には書いていない。私達の世代の男は、みなラオウの事を知っていると思うんですけどね。


まあ、とにかく良いものを見ましたよ。