LD


最近の若い方はレーザーディスク(以下、LD)をご存知だろうか。当時、絵の出るレコードと宣伝されていたLDの事を。エッ?もしかしてレコードの事も知らない?そういう方はこちら(http://ja.wikipedia.org/wiki/レーザーディスク)を見ていただくとして、そのLDを私も持っていたわけです。しかし、いつの頃だったか忘れてしまいましたが、ディスクを載せるためのトレイが出てこなくなってしまい、使わなくなってしまいました。でも何となく捨てられずに、今でもソフトもハードも取ってあります。


先日会社を辞めた元同僚から、実家に帰るのでLDをハードもソフトも含めて引き取ってもらえないかと頼まれました。もちろん、2つ返事でOKし、先日車で引き取りに行ってきました。
どこかの買い取り屋に、買い取ってもらった方がいいんじゃないかと、先日頼まれた時にも聞いたんですが、今ではLDを引き取ってくれる店はないのだそうです。ソフトは多分100枚位あるし、コンバット、ボトムズザブングルなどはボックスがあり、ザブングルは購入したときはプレミアが付いていて14万もしたのだそうです。総額で考えると、結構すごい金額になると思われます。
技術が進歩して、1世代前のソフトやハードがゴミ同然になってしまうのは、なんか悲しいですね。


まあ、そんなわけでもらって帰ってきたわけですが、移動した振動などで故障するようなこともなく、無事に動作しています。

家にある安いDVDプレーヤーも、少し前から壊れてしまっていて、新しいプレーヤーを買わないとならないなと思っていたんですが、今回もらったLDはDVDとのコンパチなので、DVDプレーヤーを新たに購入しなくても良くなりました。
LDはディスクの両面に、読みとり面があるために、ある程度の時間がくると、ディスクを裏返しにしなければなりません。しかし、このプレーヤーはオートリバースなので、裏返しにする手間が不要です。映画に入り込んでいる場合だと、この手間ははっきり言って興醒めなので、非常にありがたい機能です。


非常に久しぶりにLDの画面を見ましたが、やはり今となっては、映像はキレイではありません。家のアナログで見てこの映像だとすると、デジタルで見るとどうなんでしょうか。

しかしそうは言っても、例えば映画を観るとき、映像がキレイかキレイじゃないかは、映画の面白さとは別の問題だと私は考えます。もちろん、キレイな方が良いですが、汚かったとしても映画自体が面白ければ何の問題もありません。それよりも、キレイな映像でつまらない映画を観てしまったときの方が、ダメージは大きいです。


なので、地道に映画を消化していくことにします。