サーフェイサー(4)


本日からはサーフェイサーをヤスリで削り取ります。
私はこの行程のヤスリがけの場合、1000番のヤスリを水につけて使用していました。基本的には、ほぼすべてのサーフェイサーを削り落とし、第2次サーフェイサーになだれ込むわけです。

さて、何故せっかく吹いたサーフェイサーを削り落として再度サーフェイサーを吹くのかという事ですが、それは傷を消すためです。
基本的にはサーフェイサーを吹く前に、全パーツに対して1000番のヤスリをかけています。ヤスリをかけるときに私は、240→400→600→1000という順番でかけていきますが、400番くらいまでかけて、それ以降忘れてしまっているものや、傷を消しきれていないものがあったりします。
この段階で、ヤスリをかけてサーフェイサーを削り落とすと、傷の部分にサーフェイサーが入り込みそのまま残ります。灰色のひっかき傷が出来ているような状態。

ひっかき傷があるということは、断面で見ると傷の部分が凹んでいるわけです。ここにサーフェイサーを吹いてヤスリをかけると、傷がない部分はサーフェイサーがそのまま削り取られ、傷がある部分は、サーフェイサーが埋まると。要するに、平らになるということです。
なので、この上からもう一度サーフェイサーを吹けば、キレイな下地が完成するはずということです。


最初の方で「1000番のヤスリを水につけて使用していました。」と書きましたが、何故過去形になっているのかというと、今回はそうしていないからです。
今後も新しい方法で作業していくのか、元に戻るのかは現時点ではわかりませんが、今は新しい方法が気に入ってます。
で、その新しい方法ですが、どういう方法かというと、紙ヤスリではなくスポンジヤスリを使うというものです。
私はプラモ関係の道具だと、色々と購入して試してみる方なんですが、スポンジヤスリを試したことはありませんでした。
そもそも1000番のヤスリに水をつけて、こするってやっても、あまり削れないので効率が悪いんですね。もっと荒い番手を使用した方が良いのかもしれませんが、また順に番手をあげていってというのが面倒です。

そこで思い出したのがスポンジヤスリです。
近所のホームセンターに買い物にいく用事があったので3種類購入してみました。
試してみると、以外に良いんです。水につけなくて良いし、紙よりも目詰まりしない気がします(実際は目詰まりはするんだけれども、そのまま使い続けられるという感じか)。今は2種類使用していて、番手を忘れてしまいましたが、裏の字が赤いのと青いのを使用しています。赤で削って、青で仕上げな感じです。


台2個分くらい削りました。