工作(4)


本日は足のディテールアップを行います。基本的にはプラ板の貼り付けとスジボリの追加です。


足のディテールアップを行うという事は(腕でもそうだけど)プラ板を用意する時に、基本的に4枚同じ物が必要となります(片足の両サイドに1枚ずつ貼る場合)予備を考えると、もう1〜2枚、外側の強化用が必要であれば(薄いプラ板が2枚とかだとディテールを入れようとしたときにヨレちゃいます)もう2枚必要なので、合計すると8枚位必要となる。

当たり前だけれども、これらのプラ板は同じ形をしている方が都合が良いので、まとめて形を作るようにします。プラ板を大ざっぱに切り出し(私は1枚だけ、ちゃんとした形に切り出しておいて、それをプラ板に乗せ周りをマジックでなぞり、それを切り出しています)まとめておいて、瞬間接着剤で1面だけ接着します(こうしておけば、後で簡単にバラバラに出来ます。カッターの刃をねじ込むと、パリッと剥がれます)
この状態でヤスリでガリガリ削り、形を整えます。形が揃ったら、後は好きなようにナイフやピンバイスエッチングノコなどでディテールを加えていきます。

終わったら、裏表にヤスリをかけて、流し込み用接着剤で接着して完成。


手順としては上記の通りなんですが、色々と時間がかかるところがあります。

そもそもどんなデザインにするのか。これを決めるのに時間がかかります。あまりうまくできているとは思っていませんが、場所やパーツ、隣のパーツとのデザインの雰囲気などを考えて決めなければなりません。


そしてデザインが決まったら、その通りに作るわけですが、コレも難しくて時間がかかります。日々、鍛錬していますが、プラ板を思った通りに切るという事自体がそもそも難しい。プラ板は厚みがあるとまっすぐ切るのが難しいし、薄いとヨレてしまいます。力の加減を都度調整しなければならないので、気を使います。
変なところに切り込みを入れてしまったり、穴をあけたりしてしまうと、まとめてゴミに変身することになります。ひどい時だと3時間位かけて形にしたものに穴をあけるのを失敗して、3時間の成果がゼロだった事もあります。

こういった事を繰り返しながら、ディテールアップしています。
写真があると良いんですが撮っていないので、ダブルオーライザーの時のように改修のページを、暇を見つけて作ります。