ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

妻が読み終わったというので、私に読む番が回ってきた。
なかなか面白い。

ハリーポッターの映画版というのが私はあまり好きではない。ついこの間も妻がDVDを借りてきた（ハリーポッターと炎のゴブレット）ので一緒に観始めたのだが、途中で寝てしまった。実はその前の作品も（ハリーポッターとアズカバンの囚人）寝てしまった。多分私はこのシリーズの映画とは、相性がよくないのだと思う。
しかし、小説の方は面白いと思えて、今まで出版されている作品は、すべて読んでいる。が、しかし、この作品に共通しているのは、読んでいる時は非常に面白いのだが、読み終わってしばらくすると、内容を覚えていないのだ。これは、私の個人的な問題なのかもしれないが、おそらく、心に訴えてくるものや、何か強烈なメッセージがないのだと思う。
なので、新作を読み出すと前作に関連していることなどが書いてある箇所があったりするが、そういう部分がわからない。私の場合は、新作を読み出す前に、前作を全部一気読みしてから新作に取り掛かった方が良いと思うのだが、そういう時間はさすがにない。だから、実際にはもっと面白いはずなのに、100%楽しめていない感じがありながら読んでいる。

しかし、この作品の良いところは、難しいことを考えずに楽しむことが出来るというところなので、楽しんで読めればそれでよいのだ。現在、下巻の真中あたりを読んでいるのだが、まだ、もう少しの間は通勤電車が楽しみの時間となるだろう。