瞬間接着剤


タミヤセメント 流し込みタイプ (模型用接着剤) 87038

タミヤセメント 流し込みタイプ (模型用接着剤) 87038

瞬間接着剤×3S ハイスピード

瞬間接着剤×3S ハイスピード

タミヤ瞬間接着剤(ゼリータイプ) 87091

タミヤ瞬間接着剤(ゼリータイプ) 87091


私が使用している瞬間接着剤は上記のものだ。ただ接着するだけであれば、機能的には似たようなものなので、どれを使用しても良いと思う。今回は合わせ目消しに使用する時の話をしたい。


合わせ目を消すにあたり、私が最初に行っていたのは、色々な本にあるとおり、流し込みタイプの接着剤を使用し接合面にタップリと接着剤を塗り(はみ出るくらい)パーツをくっつけて数日間放置して・・・というものだが、これは非常に時間がかかるのでお勧めはしない。時間があり余っている人は良いかもしれないが、あまりそういう人はいないでしょう。従ってこの方法については、ここでは触れない。


私が瞬間接着剤の中で一番最初に選択したのは、どういうわけかゼリー状のものだった。ゼリー状の接着剤というのは、簡単に盛ることが出来るので用途によっては非常に便利だ。ただ、粘度が非常に高いので乾燥するのに時間がかかる。乾燥するのを待てないセッカチな私は、硬化促進剤を良く使用していたが、微妙にお金がかかるのと硬化後にヤスリで削るのが大変ということがあり(ゼリーは硬化すると非常に硬いのです)、使い勝手がいまいちだなと感じていた。


で、次に試してみたのがハケのやつ。これは普通の液体なので(普通じゃないな)、硬化にかかる時間はゼリーに比べれば早い。硬化した後も、ゼリーに比べれば硬くない。なので、しばらくはこれを使用していた。が、もっと早く硬化してほしいと思っていた。


ということで次に試したのが、ハイスピードタイプのもの。これは、乾燥が速い。しかも硬くないので、割とサクサク削ることが出来る。まあ、当然のことながらハイスピードということもあり、粘度が非常に低い。要は非常にサラサラしているというとだ。実は、場所によってはサラサラしていると非常に困ることがある。そう、モールドに入り込んでしまい、モールドを浅くしてしまうんですね。まあ、彫りなおしてあげればいいんだけど、できれば手間をかけたくない。


ということで試してみたのが下にある写真のもの。これは瞬間接着剤ではなく、流し込み用の接着剤だ。これは、モデルグラフィックスなどでも紹介されていて、非常に使い勝手が良いというように書いてあったので試してみたかったのだが、なかなか入手することが出来ずにいた。たまたま近所のおもちゃ屋に行ったときに、発見したので購入して試してみた。

使い勝手は非常に良い。これを使用すると、上に書いた不満がすべて解決される。なにより素晴らしいのは、乾燥するまでの時間。これが本当に早い。少しずつ塗ってあげれば、本当に塗ったそばから乾燥していくような感じだ。この接着剤も、非常に粘度が低いのだが、でもすぐに乾燥してしまうので、ハイスピードタイプのようにモールドに流れ込んでしまうということがない。盛ろうと思えば、何回も塗り重ねることにより可能だし、ヤスリをかけるときにも全然大変じゃない。
方法は、パーツを組み合わせた状態で、上からペタペタと塗ってあげれば良いだけなので、非常に簡単。

ということで、ガンダムMK-IIは途中からはこの接着剤を使用して合わせ目を消しています。


書いていて思ったのだが、ひょっとしたら一番最初に使っていた流し込み用接着剤も、同じように使えば実は使い勝手が非常に良かったりして・・・。
いつか時間のあるときに試してみよう。