コフィンダンサー

コフィン・ダンサー 上 (文春文庫)

コフィン・ダンサー 下 (文春文庫)

先日読み終わりました。前作のボーンコレクターよりも、個人的にはコッチの方が面白かった。

前にも書いたかもしれないが、私は基本的に小説を読んだり映画を見るときには、読んだり観たりした内容をそのまま受け入れます。本当はこうなんじゃないの？とか、おまえが犯人なんだろ？とかウラを読むようなことはしません。作者が読者に行おうとする、引っかけや、思いこませなどもすべてそのまま受け入れます。要するに、作る側の望むように受け入れます。
これは意図してやっているわけではなく、なんだろう、性格の問題かもしれない。結果的には振り回されることになるので少々疲れますが、その方が楽しめる気がします。

そういう読み方をするので、この作品も終盤で、エッ？それってどういう事？ナニナニ？という事が起こり楽しかったのだが、その話でもう一盛り上がりさせてくれたら、なお良かったと思うんですが。

1作目と登場人物がほぼ同じなので、どういう人かという事がわかっているので、1作目よりも感情移入がしやすかったという事が、なお面白く感じられたのかもしれない。

このシリーズ気に入った。