続・ホワイトバランス


さて、以前(id:h_machi:20090914)ホワイトバランスをうまく合わせたいんだが、なんだかなぁという結果になってしまい、困ったもんだということを書きましたが、あのまま放置して置いたわけではありません。

日夜情報収集しておったわけです。新たに試してみようという方法も発見しました。順に書いてみます。

PREセットを白で

これで完璧に合わせられるというのがベスト。撮影時にすでにホワイトバランスが合っているのであれば、何も気にしなくて良いですからね。
今思うと、なぜPREセットのデータ取得に灰色の紙を使用したのかわかりません。まあ、灰色の紙があったからなんですが、白だってあったわけです。次回の撮影の時には、グラペの白を使用してデータの取得を行ってみます。

エクスポディスク ホワイトバランスフィルター

http://www.komamura.co.jp/expodisc/index.html
詳細についてはリンク先を見ていただくとして、簡単に説明すると、PREセットはデータ取得用に、画面一杯に白か灰色の紙などを撮影する必要がありますが、このフィルターは紙の替わりにレンズの先に装着するものです。要は、このフィルターをはめてPREセット用のデータを取得するとホワイトバランスがあっているので、後はフィルターを外して撮影すればよいというスグレものだ。

私にはあまり関係ないが、屋外や他の場所で撮影する場合など紙などを持っていけないような場合、威力を発揮するんじゃないでしょうか。

が、しかし、高い。一万円以上しますのでねぇ。

銀一シルクグレーカード

http://www.ginichi.com/product_info.php/cPath/88_90/products_id/2740
こちらも詳細はリンク先を見てください。
これは、撮影時にあわせるのではなく、撮影後の写真に対して行うもの。なので基本的には1枚1枚に対して同じ様な事をする必要がある。
ツールで行うことになるので、ツールがなければ話になりませんね。

価格は千円前後。安くて良いと思うが、グレー1色で全体が合うものなんでしょうか?ちょっとわかりませんが試してみたいところです。

自作グレーカード

色々書いてきましたが、メインはこの話です。
どこのサイトで読んだか忘れてしまいましたがグレーというのはRGBのすべての数値が同じそうです(確認してみたらそうでした)
数種類のグレーを印刷した用紙を被写体と一緒に撮影して後でそのグレーを使用して、色調の調整を行う。このグレーが厳密に何%グレーとなっている必要はなくて、適当で良いらしい。
調整の方法としては、トーンカーブなどを使用して(photoshopを例にします)数値を調整するわけですが、スポイトツールを使用して、撮影してあるグレーのどこかを選択します。するとRGBの数値が表示されますが、数値的にはバラバラになっていると思うので、先ほど書いたとおりグレーというのはRGBの数値が同じになればよいので、そのように数値を修正します。
何に何を合わせるかというと、RとBの数値をGに合わせてあげればいいそうです。極端な例を挙げますが、R(100)G(110)B(118)となっている場合、R(110)G(110)B(110)としてあげます。なぜ、RとBをGに合わせるのかということが、そのサイトには書いてありましたが、すいません、忘れました。


ということで、何種類かホワイトバランスを合わせる方法を書きましたが、本当はPREセットで合っているのがベストです。
その上で、まだ調整の必要があれば、最後の自作グレーカードで調整すると。次回の撮影の時に、試してみようと思います。