サーフェイサー(3)


前回サーフェイサーを吹いた翌日、残りのパーツにもパッと吹いて第1次サーフェイサーを完了させました。


そして翌日。
本日から、全面ヤスリがけです。1000番のヤスリを小さめに切って水に浸けます。細かい傷を消すように、ひたすらヤスリがけです。

永遠に続く作業に思えますが、やり続けていれば確実に終わります。先が見えなかったり、終わりがあるのかないのかわからないような事だと出来ないかもしれませんが、ヤスリがけはそうではありません。終わります。

私はこういう作業をする時に思い出す言葉があります。それは「走ってさえいれば振り切れる」という言葉です。これは少し前に読んでいた、ジェフリー・ディーヴァーの小説に出てくる言葉です。
どんな状況で出てきたのかは忘れてしまいましたが、要は諦めないでやり続ければ、やり抜けるということです。確かに、追いかけられたとしても、走るのをやめなければ、捕まりはしないでしょう(スピードにものすごい差があれば別ですが)追っ手が諦めるまで走りつづければ良いわけですから。

ヤスリやサーフェイサーも、やり続けていれば追っ手を振りきることは出来なくても、作業を終え、塗装を始めることが出来るわけです。
諦めないための催眠、やり続けるための魔法。自分にとってはそんな感じの言葉です。


まあ、そうはいっても続けるのは大変なんですけどね・・・。