工作(7)


腕は一旦おいといて、足に戻ります。


膝には、ふくらはぎの上にあたる部分に棒があり、それを使って膝の関節部分を挟み込むようになっていますが、後ハメ加工を試行錯誤している段階で、その棒を切り落として試した方法があって(それはうまくいかなかった)それがそのままになっていたんですが、それを復活させればパーツ請求しなくても良いという事で、方法を考えます。

ただの丸い棒なので、単純にタミヤのプラ棒を使えばいいと考え測ってみると、運の悪いことに直径4mmでした。なぜ運が悪いのかというと、直径4mmのプラ棒はタミヤでは発売していないからです。どういうわけかわかりませんが、1、2、3、5mmはあるのに4mmだけはないんですね。不思議です。
エバーグリーン製であれば存在するようですか、手軽に買いに行ける場所で、エバーグリーンを取り扱っている店はありません。通販では時間がかかってしまうし・・・ということで、自力で何とかすることにします。
そもそもキットのランナーは使えないかという事で探してみましたが、1/100クラスで使用されているのはたいてい3mmです。現在それ以上のランナーは存在しないので、あきらめます。メガサイズであればひょっとするとという感じがしますが、残念ながら家にあるメガサイズはパチ組が完了しているので、ランナーは捨ててしまいました。

で、次に考えたのがアルミ棒です。以前、各サイズ買ってあったので確認してみると4mmは棒もパイプもあったので、棒を使用することにしてパイプカッターを使い切断します。
その棒を、合わせてみると微妙に大きい・・・。これをちょうどよくするためには、アルミを削らなければなりません。アルミなので削れなくはないですが、少々面倒なのでやめます。
削るよりは盛る方が簡単なので3mmの棒を使用して、ちょうど良い太さになるまで瞬間接着剤を盛る事にします。この方法であれば微調整が出来るので簡単だし、気が楽です。盛っては硬化剤をかけてを繰り返し、ちょうど良い太さに出来ました。


もう片方の足も手を入れられるようになったので、ディテールアップしていきます。プラ板を貼ったり、スジボリを入れたり、延長したりして、完成。


これで、下半身が完成したことになります。続いて上半身へ・・・。