治具


少し前に書いた、1mm以下の棒を作る件についてですが、実際に治具を作ってみました。1mmのプラ板に0.5mmのプラ板が2枚貼ってあるだけなんですが、片方はプラ板プラ板の隙間が1mmでもう片方は0.5mmになっています。

1mmのプラ棒をセットしてヤスリで削ります。すると1mm×1mmのプラ棒が、1mm×0.5mmになります。続いて隙間が0.5mmの方にプラ棒をセットして先程と同じようにヤスリで削ります。
すると0.5mm×0.5mmのプラ棒が出来るわけです。プラ板の厚さを0.3mmにすれば0.3mm×0.3mmのプラ棒が出来るわけです。この治具は15分位で作りました。簡単なので、興味があれば試してみて下さい。

で、出来上がった棒の断面図を見ると、正方形にはなっていませんでした(涙)。もしかしたら歪んでしまうかもしれないとは思っていましたが、思った通りでした。
2回目に削る方は0.5mmの板を立てた状態で削ることになるので、実際に削っているときにも、歪むかも・・・とは思っていました。
実際には断面図の状態が見えるわけではないし、歪んでいるといってもメチャメチャではありません。充分使用できるレベルです。
まあでも気にはなるので、対策をとるとすると、0.5mmの方は使わずに1mmの方のみで作業するということでしょうか。
1mm×0.5mmを2個作ります。コレを組み合わせれば1mm×1mmになります。で、隙間が1mmの方にハメて削れば0.5mm×0.5mmの棒が2本出来上がるわけです。
このやり方の方がおそらく(実際にはまだ試していません)ゆがみは少なくなるはずです。